白湯でもどうぞ

2児の母さゆです。働き方改革・子育て・家事...私の話を聞いてもらえますか!?

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

子育て中!「自分の時間がない」問題 自分のニーズを具体的に捉える

きっかけはとある資格取得のための講習にて。自分の毎日のライフログをとることになりました。  
週間バーチカルの手帳に自分が何時になにをしたか全て記録するというものです。その記録を持ち寄り、参加者同士で意見交換をしました。

 

「自分の時間がない」という悩みにどう対処するか

結果、「自分の時間が思ったより少なかった」という感想を持っている人がほとんどでした。

「わかる!」と言いながらも、私はなんだかこの雰囲気に違和感を覚えました。  

「自分の時間がない」と盛んに聞きますが、それってどういう状態なのでしょうか?

まず「自分の時間」とは何かを定義してみる

そもそも「自分の時間」とはなんでしょうかね。

講習で皆さんが言ってたのは多分、「自分のニーズだけに応えている時間」のことなのかなと思います。

自分の意志で好きなように好きなことをできる時間。誰にも縛られない、誰からもリクエストが来ない、一人で自由にできる時間。

でもじゃあ、それ以外の時間は自分の時間ではないのでしょうか。

育児も家事も仕事も全て、自分が役割を担って行動をしており、自分の時間がないということは、じゃあ誰かのために何かやっているときは自分じゃないってことでしょうか。  
それらの役割をただこなして時間が過ぎるのを待っているだけのはずはないですよね。必ず自分が自分であるという自覚はあって、自分の意志で動いているはずで、同時に確実に経験や記憶というものを得ているのに、まるで仕事や育児、家事の時間は価値のない時間のように表現するのが私にとっては受け入れられなかったのです。

自分の意志で生きていると受け止めた上で家事・仕事・育児にあたるのか、ああ〜今日も自分の時間を犠牲にしているわ。と思いながら過ごすのとでは、全く違った毎日になるのではないかと思います。

子育て中、それ以前と同じ方法・量・回数で自分のニーズを満たすのは不可能

人が何に時間を割くのかってそれぞれだと思いますが、その人の持つ役割と側面で決まると思います。

子育て中は特に、「親である自分」のウエイトが非常に高くなり、その分、どうしても自分のニーズに応える時間が減ることになります。

子供が生まれる前、母から「今のうちに好きな店にご飯食べに行っておきな」と言われました。子供が生まれたら本当に時間がなくなるから、外食含め好きなことをやっておくべきだと。

そんなもんかねと思って出産してみると、、

授乳、おむつ、仮眠、授乳、おむつ、仮眠のループ。あとご飯食べたりトイレ行ったりしてたらあっという間に24時間終わり。ちょっとTwitter眺めるくらいできますけど、それも育児関連の情報収集。

つまり、赤ちゃんのお世話と赤ちゃんのための情報収集と、自分の食事・衛生で生活が一杯になっているということです。これは新生児期の話なので赤ちゃんが成長するにつれ変わってきますが、身体的なお世話が楽になるとある程度は自分も寝られるようになってきますが、次に「ママ見て!」的なニーズが始まります。

今から動画見たいとか、あれ食べたいとか、プール行きたいとか、友達と遊びたいとか。そういうのは自分の体や赤ちゃんが安定するのを待って、そして周囲の協力を仰いで調整することでようやく実現できます。つまり実行するためのハードルは高く、頻度は低くなり、それまでと同じように気軽に楽しむことはできなくなるとは思います。

「時間があれば」ではなく「どのニーズを満たせばオッケーなのか」を考える

そこで私は、漠然と「自分の時間があったらいいのに」ではなくて「自分のどんなニーズを満たせたら気が済むのか」を具体的に考えるようになりました。
その内容によっては、家事などをしながらできることがたくさんあるかもと思います。もしかしたら子供たちと一緒に取り組めることだってあるかもしれません。

一日が予定でパンパンであれば、私はそれぞれの予定の中でついでに自分の気持ちや心が満たされる手段はないか?考えています。

例えば私は、子育てが始まってから好きだったウォーキングができなくてイライラしていました。出産前は会社の帰りにちょっと手前の駅で降りてテクテク歩いて帰ったりなどしていました。でも今では保育園のお迎えがあるためそれは出来ません。
どうしたかというと、仕事の昼休み、敢えて少し遠いところへご飯を食べに行ったり買いに行ったりして、歩数を稼いでいます。

「ウォーキングの時間をまとめて取る」ことはできませんが、私が欲しかったのはウォーキングして気持ちいい!という爽快感と、ウォーキングをした私。という達成感です。

これらを得られればヨシ。というわけです。

自分のニーズを4つに分けてみるとわかりやすい

書籍『アクティブリスニングでかなえる最高の子育て』(島村華子)に書いてあったのですが、子育て中には大人自身のセルフケアが重要で、身体的、心理的、感情的、社会的という4つの柱のケアがあるとのことです。

 

 

これってどこかで聞いたような!?

『7つの週間』で見た「刃を研ぐ」の項目っぽい!確かphysical、mental、spiritual、social(emotional)という感じだったと思うのでちょっと違うけど大体そんな感じ。

人間の側面て大体そういう分類なんだな〜と思っています。

子育て中だとしても大人も一人の人間なので、自分が尊重されていたりとか、ニーズが満たされていないとバランスを崩しかねないのは当たり前と思います。

ただ、子育て中は物理的に、独身時代自分のことだけ考えていればよかった生活と同じふうに過ごすことは不可能です。

だからこそ自分のニーズに対するアンテナを研ぎ澄まして、ちまちま満たす。子供と一緒に家族と一緒に満たす。周囲に協力を仰ぎ目一杯満たす。「時間がない」と漠然と狼狽えているのであれば、少しでも満たしていく工夫をしてみると良いのかなと思います。

 

まとめ

  • 「自分の時間があるかないか」ではなく「自分のニーズが満たせているかどうか」で考える
  • 自分のニーズを具体的に捉える
  • 自分のニーズを工夫を凝らして満たす。子供と一緒に満たす方法も考える