最近ちょっと胃が痛くなってきました、岩戸さゆです。
ちょっと職場で色々ありまして。疲れも溜まっており。精神的なダメージは遅れてガツンとやってくるので要注意ですね。
今日はマミートラックの話をしたいと思います。
多分マミートラックを走ってるなぁと思うこの頃
マミートラックとは？
簡単にいうと、子育て中の母親が仕事をしているのに、昇格や昇進とは無縁なキャリアコースに乗ってしまうことです。
働きながら子育てしている社員が昇進・昇格から遠ざかる
子育て優先なんでしょ？と見做されて、そもそも補助的な仕事しか与えてもらえない。責任ある仕事をして成果を出したとしても、子育てしていない人よりは融通が効かないからということで昇格や昇進の対象から外されがちというのはどの職場にもありそうです。
私の会社はどうかというと、今は過渡期かなと思います。というのも、ワーママがどんどん増えているのです。このみんなが補助的な仕事についたり、昇格や昇進ずっとできませんというのは流石にどうなん？と思える母数にはなってきたと思います。
マミートラックを走りたいですか？それとも昇格や昇進を目指したいですか？
人によって、マミートラックを走るのでもいいかなと考える場合もあると思います。
実際に子育ての負担が大きいために、仕事で大きな責任を負うよりは、普通に仕事をしてそれなりの報酬があれば良い。そう考えながら働くのもありだと思います。
一方で、仕事をするからにはチャレンジしたいしどんどん昇進も狙いたい！そんな方ももちろんいらっしゃいます。
さて自分はどっち！？
大切なのは自分がどっちなのかを周囲に表明していくこと、なんてよく聞きました。
自分がどうしたいかよりも、状況に日々左右されるのが現実
私はというと、２人目を出産し復帰した今でも、どっちなのかわかりません。
仕事をしている以上認められたい、どんどんチャレンジしたいという気持ちはあります！
でもそれってあくまで子供が健康で休むことなく連続して出社できて調子がいい時に思うことだよなと気づきました。
子供が熱を連日だしていたり、親の存在を求めている時には、できるだけ有給を使って一緒にいたい。そんな場合に仕事なんて本当に優先順位低いんです。
そうなると、まぁ正社員で居続けられるなら別にもうそれで良くね？という気持ちにもなってきてしまいます。
自信を持って「私はこのタイプです！」なんて言えないですし、その発言に対して責任も負えないと感じてしまいます。
会社が私の意思を尊重してくれるとも思えない
更に、その時の自分の気持ちに従って、
「頑張ると言ったけどやっぱり今は無理になりました。」とか、
逆に「子育て優先ですが今は仕事にコミットできる期間です！」とか言ったとして、
果たしてそのような個人的な変化を尊重してもらえるのかな？この会社では？とも思います。
女性活躍推進とかやってますけど、結局男性の作ったルール上でうまくやれている人がもてはやされており、制約のある人は男性だろうが女性だろうがなかなか難しい部分が多いよなと感じます。
こういう意味でも女性活躍っていう言葉にいつでもちょっとした違和感があります。。女性活躍自体が大切なことには違いないと思うのですが。
仕事自体に対するストレスはなく、楽しいのだけれど
最近では私は夫と協力しあって、お互いに大事な時に力を入れられるように、その日その日での役割分担を決めています。
そのようにして順調に仕事をしているし手応えを感じているのですが、私の仕事内容的に数字として見えづらい部分が多いのも相まって、
「とはいえ岩戸さんは今は時短だし子育て優先でしょ」という見方をどうしてもされているのが現実です。
いや私、一旦フルタイムに戻したことがあるのですが、、そこそこやる気はあるのですが。
どうしても属性から入る決めつけってありますよね。
「働いていると言ってもお母さんなんだから。」とか、
「旦那さんが面倒見てるの今日！？えらいね旦那さん。」など。
ワーママにもいろんなタイプがいて、みんな一緒じゃないんですよ
時短しているワーママの中にも、時短の時間を毎日のように超えて働く人や、ここまでしかやりません。アポイントなんて取れません。という人もいます。
その中でも私は、夫に調整してもらって入ってくる仕事をなるべくこなすようにしていますし（これは環境的にたまたま恵まれているからできること）、穴が開かないように最大の努力と工夫で乗り切っています。
それでも、「まぁお子さんいるしね」の一言で片付けられる。
すみません、そういう背景とかどうでもいいから、私ちゃんと仕事しているんですけど。
その事実だけを見てほしいなと思います。
どうやらそれはなかなか難しいことのようです。今の職場では。
あとがき
このように考えると、今の私が時短ながらも成果を出そうとしていることってすごく無駄なんじゃないかなと思えてしまうこともあります。
今一番、人生で一番仕事の生産性が高いです。
単純に熟練してきたというのもあるとは思いますが、集中力のコントロールが非常にうまくなり、割り込み仕事がいくらあってもそれなりにこなすことができるようになってきました。
時短で帰るべき時間を超えることは非常に稀で、自ら働きかけてチームでのサポート体制も整えてきました。
そこまでしても、外から見たら「まぁお子さんいるから」なんですよね。虚しくなります。
