全銀ネットのウェブ会見を見て記者会見全部この方式で良くないか?と感じた、岩戸さゆです。
今日は、休みがちな人が職場にいる時に感じることを書きたいと思います。
子育て中の社員は、休む日数が確かに多い
子育て中の社員て、本当にたくさん休みますよね。
私の勤める会社では有給取得推進として、まるで営業成績のように壁に有給取得日数のグラフが貼られています。
それを見ると一目瞭然、私のいるフロアで一人だけ突き抜けて信じられない日数を取得している人がいるんですよね。
他でもない、この私です。
急に休まれて、それのカバーをしなければならない方の気持ち
とはいえ、子育てしている社員は私一人ではありません。私も子育て中の同僚が休んだ時にはそのカバーをします。
私自身が子育てをしていることもあって、同僚が休んだ時には気持ちよく対処するのが理想ですが、どうしても頭にくることも度々あります。
それはどんな時かというと
- 自分が休むリスクを理解せず、楽観的なスケジューリングをしている
- 自分が休んだことで、誰が何をやってくれてカバーしてくれたのかを把握していない、しようとしない
主にこの2点かなと思います。
この2点に該当するなと感じられることが重なると、より気持ちは昂ってしまいます。
少しの些細なことなら流せるし、たまたまだろうなと思えますが、重なるとやはり「一事が万事」と思えてくるのです。
そしてこれは「人の振り見て我が振り直せ」で、私自身も気をつけたいことです。
チームで働くことを当たり前とするのがポイント
急に休むことによって周りに迷惑をかける方に多いパターンがあると思っていまして、主に
- 仕事を抱え込んでいる
- 仕事に関するデータや進捗を誰とも共有していない
- 締め切り前に焦って片付ける
この3つかなと思います。
前提として、会社の仕事を個人で抱え込むことはあり得ないと考えるべきです。自分が担っている仕事は、会社としてやるべきことのうちの一つにすぎないため、情報やタスクを個人で抱え込むのはリスクでしかありません。
個人で働いた方が簡単そうなのに、チームで働く理由とは
チームで働くよりも、残業できます!いつでも対応できます!という個人が責任持ってそれぞれやれば簡単ではないか?と思います。情報共有するということは、その作業がどうしても増えます。
ですが、個人でタスクやデータを抱え込んでいたとして、もし「頭の中に入っている」「整理できていないがフォルダを探ればある」といったふうに他人に共有できる状態ではないということは、自分に対しても整理できていない状態ということではないでしょうか。
私は、タスクやデータが未整理であるということは、いつか何かミスが起きる原因になると考えています。
そして、普段から情報共有していれば、人の異動によっていちいち引き継ぎだなんだする必要がなくなり、顧客へ迷惑をかけることが少なくなります。
個でやる文化が強い企業ほど属人化が強くなり、結果その人がいなくなった途端に重要なことが破綻したり、顧客が離れてしまう様子を何度も見てきました。
個で働くよりもチームで働く方が遥かに難易度は高いです。しかしその分、安心感も高まるので、手間に感じるとしてもチーム体制を整えることにコストをかけるべきと、強く感じます。
チーム体制が整った中でも「個人の働き方改革スキル」を上げ続けろ!
さてこうしてチーム体制を整えてやったね!で終わればいいのですが、そこにフリーライドする方がいると一気に士気が下がります。
これも私の経験からの話ですが...
チームとして成長をしていくためには、個人のスキルアップが欠かせません。
チーム体制が整っていて、個人がミスをしてもカバーできる。じゃあそれに甘えてればいいや。という考えの人がいると、チームは簡単に破綻してしまいます。
個人として働き方改革のスキル...主に、タスク管理の方法はそれぞれが高めていくべきだと思います。
例えば、定期的にSlackへ情報をアップする。とチームで決めたとします。しかしそこを見る習慣をつけることができない人がいると、それだけでルール通りにSlackに情報をアップしている人はバカバカしく感じますよね。
Slackを確認するようアラームをセットする、通知をオンにするなどいくらでも方法があるはずですが、そうした工夫すらできない場合にはちょっとしんどいなと思いますよね。アラームや通知がありますよ。と教えることはできますが、自分に合った方法を選ぶのは最後は本人ですからね。
私もタスク管理はとても苦手だったのですが、タスクシュートクラウドを使うようになってからというもの、かなり「今」に集中する癖がつきました。
タスクシュートについて語りたいのですが、長くなるのでまた次の機会に。。とにかくおすすめのツールです。
「今」しかない「今」すぐに
このようなことを書いたのは、今まさにそういう思いに苛まれているからです。
チーム体制が整っていたとしても、もし自分に今日・明日急に休む可能性があるのであれば、それを見越した仕事をするしかないのです。具体的には締め切りより前倒しでタスクを完了させるなど。特に他の人を巻き込んだタスクはより前倒しにしなければなりません。
締め切り前に焦って終わらせるというやり方は、子育て社員としてはできるだけ避けたいところです。
ちょっと気を抜くと「明日も普通に何事もなく出社できる」という幻想を抱きがちです。が、そんなことはないんだというつもりで毎日仕組みを整えたり工夫をしたりするのは、休みがちな社員として取り組んでいくべきですし、ワーママワーパパだからこそそこはやるしかないので、今鍛えられるスキルと前向きに捉えて、働き方改革について手法を調べたり、ツールを導入してみたりなど、せっかくだから楽しめたら良いですよね。
あとがき
子育てしている人間にとって「後で」の「後」なんて来ない場合が多いと思います。仕事も同じように考えればいいのにと私は感じてしまいます。
とにかく、何もかもが「今」なのだと思います。
仕事も子育ても何もかも。