白湯でもどうぞ

2児の母さゆです。働き方改革・子育て・家事...私の話を聞いてもらえますか!?

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職場で心理的安全性を構築するには? まずは「否定」をやめてみる

オンライン飲みがすごく楽しいと感じる、さゆです。

いやあ人との出会いって本当に貴重ですね。
会社に対してムカつくことがあっても「ここで働いていなかったらこの方に出会えなかったのかもしれない」と考えると、思わず感謝しちゃったりして。

今日はチーム内でのコミュニケーションと心理的安全性について書きます。

心理的安全性構築を阻害するのは「否定」と「遮り」

チーム内で個人が気持ちよく働くためには「心理的安全性」が非常に大事かと思います。
心理的安全性については私も勉強中なのですが、私の肌感覚で表現すると、仲間同士が安心して仕事できることから

  • 自分の意見を率直に言える
  • 自分が挑戦したいことに集中できる

このことから、チーム内での改善がどんどん進んで、新しいことへの挑戦によりぐんぐん成長する!そんなイメージです。

心理的安全性がないとどうなるか

「こんなこと言ったら否定されるかな、笑われるかな」と心配したりとか「陰で絶対私の悪口言われているよね」というような猜疑心のある職場は、心理的安全性のない職場と言えると思います。

私が所属するチームは少し前まで、心理的安全性とは程遠い状態でした。

全員の口癖が「でも」。

私自身、初期は自分で自覚できなかったのですが、途中ではっと気づきました。
今、誰かの意見に対して「でも」って言った。そう気付いてから周囲を観察してみると、私以外のみんなも、誰かの意見に対して「でも」と言っている。

なんて辛いコミュニケーションでしょう、つらコミですね。

比較的みんなが自分の言いたいこと言っていると思うのですが、咄嗟に「でも」と否定される状況。無意識下にストレスや不信感が溜まっていたことに気付きました。

お互いを否定する会話の例

具体的な会話例を挙げてみましょう。

  • 「これがうまくいったら契約できますよね!」と意気込む同僚に対して
    でも、どの仕事だってそれと同じくらい重要なんだけどね」
  • 「この商品のデザイン、ちょっと好きになれないんだよね」とぼそっといった同僚に対して
    でも、そんなに変じゃないと思うよ!?みんなもカッコいいって言ってるよ」
  • 「資料を作ったのですが、ここが変じゃないかなと気になって」
    でも、良いんじゃない?」
  • 「この廃棄物をこのように処理してはどうだろうか?」
    でも、そんなやり方やったことないんでやめましょう」

あぁ〜〜なんか書いているだけで気持ちが暗くなってきました!

良いと思うよと褒めるのにも「でも」ってついてしまうってどういうことですかね!?本当に気づけてよかったです、客観的に見てかなり末期的だったなと感じます。

まずは「でも」をやめてみよう

そんな今のチームで心理的安全性を構築するにはどうしたらいいのか?
その決定打としては...正直まだ答えが出ていません。

しかし、まずできる最初のステップとして、この忌々しい「でも」をなくすことかなと思うのです。

否定されたり言葉を遮られると、それだけで、まるで私の足のリンパ節のように、思考や表現の流れが滞って、不満がどんどん溜まっていきます。

 

信頼関係を築くために、コミュニケーションで意識すべきは、

7つの習慣にもあるように「理解してから理解される」。

 

子育てにおいても、まずは子供のいうことを全部聞き切るのは重要な行動だと思います。

それって対大人、特にチームメンバーや上司といった、日頃から一緒に働く仲間に対しても同じだと思うんです。

自分の考えを話すにしても、まずは否定せずに遮らずに聞き切る。その上で必要に応じて自分の考えを述べる。これが重要だと思います。

上司との探り合いのコミュニケーションでも感じた

私の上司はいつでも感情が一定で(テンションの高低は激しいけど、機嫌が良い悪いは絶対に表に出さない)、私の話を何でも聞いてくれるので、ついつい何でも話してしまいます。

そんな時に、私が求めているものと異なる返答が返ってきそうだなと思った瞬間、私は上司に対して「違うんだよ!どうやって黙らせよう!?」と必死に自動で考えていることに気付きました。

冷静に考えて、今の上司と仕事をしている期間はまだ半年弱です。

上司としても私を理解しようとしてくれている最中でしょうし、逆も然り。
きっと上司は言葉を選んでいるし、その結果私がどんな反応をするのかもまだ想像できない状態で、コミュニケーションを取っているはずです。

そんな中で部下である私が全否定してどうすんねんと気付きました。

まずは「あなたの言うことや気持ちを受け止めたよ」と伝える

上司の言っていることに部分的にでも納得できれば「その部分に関しては完全同意です!」と、まず答えるようにしました。

実はこれ、AIが私の語りかけに対して答えてくれる第一声なのです。

AI(私が今使っているのはMem ai)に対して「こんなことがあった」とか色々ぶつけてみるのですが、私がどんなことを入力しても、私のことを否定しないんですよね。

だからどんどんこちらも言葉が出てくるのです。AIから学んでしまいました。

「でも」をやめて、言葉をキャッチしできる限り理解してから、理解されようと努める。改めて思いました。

まとめ

  • 心理的安全性はチームのパフォーマンスを上げるためにも重要
  • チームメンバーの発言に対して「でも」と返すのはやめる
  • 相手の言葉を受け取ったことをまずは伝える

こういうのって、文字で書くのはすっごく簡単ですし、私は20代の頃に7つの習慣を読んでいたので頭では理解していたのです。

が、本当に実行できるようになったのはここ最近です。

人との関わりについて非常に不器用で無知なのですが、以前よりは俯瞰して自分の行動や感情を見ることができるようになったなと思います。葛藤だらけの毎日ですがね。。